屋久島紀行9
【白谷雲水峡:後編】
鬱蒼と続く、苔むした森。
昨日、縄文杉でお腹いっぱいになった大自然が
いまだ消化不良で残っているのに、
まだまだとばかりにモリモリ攻め立ててくるネイチャー。
大自然の満漢全席か。
全品、同じ味付けなのがキツイが。
コース自体は、起伏もそれほどではなく、
縄文杉登山に比べればはるかに初心者向けである。
途中、沢を渡ったり、休憩所で牡鹿と間近に遭遇したりと
それなりにイベントはあるが、
コース同様、盛り上がりも起伏に欠ける印象。
ただ、頂上近くの太鼓岩からの眺望はなかなか良かった。
鬱蒼とした木々の隙間から太陽の光が覗いたかと思うと、
視界がさぁっと開け、
突き出した岩の上から眺める大パノラマ。
つくづく、晴れて良かったと思う。
こんな吹き晒しの素岩で雨に降られたら、
間違いなく足を滑らせて転落する自信がある。
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